そういう自分は。

キッチンで朝食の用意をしていると、真上で物凄い足音がした。
ボーリングの玉を、何個も一度に力任せに落としたような音だ。あまりにすごいので、てっきり大輔が起きて走り回っているのかと思ったら、そうではなくて、夫が今日履いて行く靴下を探していたものらしい。
ていうか、何、あの足音。いくらフローリングで音が響くとはいえ、デカイにも程がある。全力で走り回る大輔の足音も、階下で聞くとやはりあんな感じだった。
12kgと75kgのたてる足音が、まったく同じという事実。
大輔がパワフルなのか、それとも夫の歩き方に問題があるのか。大輔に夫の歩き方が遺伝したということも考えられるが、とりあえず、2階の床が抜けないうちに、防音使用の絨毯を購入しようと決意する私だった。我が家のリフォームは、予想している時期よりも、ずっと早く必要になるかもしれない。がんばれ、我が家。そして床。